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和歌山城近くの店先で「一箱古本市」 県内外の20~60代、22組が出店

チラシを手に一箱古本市をアピールする三木さん(中央)と実行委員会メンバー

チラシを手に一箱古本市をアピールする三木さん(中央)と実行委員会メンバー

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 和歌山城近くのシェアキッチン「PLUG(プラグ)」(和歌山市万町)前で3月27日、「よろずまち一箱古本市(ひとはこふるほんいち)」が開催される。

会場で限定販売されるもち米を使った特製ドーナツ

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 フリーマーケット形式で出店者が段ボール1箱分の古本を持ち寄り販売する同イベント。2005年に東京で始まり、その後、全国各地で開催されるようになった。和歌山では昨年9月に続き2回目。

 実行委員の三木早也佳さんは「第1回の出店者が協力を申し出てくれたため開催にこぎ着けた。前回は手探りでの開催だったが、出店者から『またやりたい』との声をいただけたのはすごくうれしい」と笑顔を見せる。

 出店者は、前回から引き続き参加する6組と新規出店者16組の計22組で前回の13組から約2倍となる。県外からも8人が出店する。出品者の年齢層は20代~60代と幅広い。

 「大阪からブックカフェのオーナーや、本と旅が好きで全国各地の一箱古本市に参加する人など、多彩な人が申し込みをしてくれた。本好きな「店主」が集まるので本の話しをしに来てもらうだけでも、たまらなく楽しいはずだ」と三木さん。

 当日は、三木さんが参画する小冊子「まち女子waccalla zine」の編集部もドーナツ店を出店。和歌山特産のサンショウ、金山寺みそを使ったドーナツなど3種類を用意し、いずれも本にちなんだ名前をつけるという。

 開催時間は11時~16時。雨天時はシェアキッチン「PLUG」内で開催する。

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