有田川町の鳥屋城公民館(有田川町大字中井原、TEL 0737-32-2239)で1月7日、尺八とピアノのユニット「AJIGUL(アジグル)」が新春コンサートを行う。
橋本市出身の尺八奏者・辻本好美さんはこれまでに箏、津軽三味線、和太鼓などの和楽器や、ギターなどの洋楽器とのコラボ演奏も行ってきた。2014年にピアニストの砂川彩乃さんとアジグルを結成。「日本の美に波紋を起こす」を合言葉に、和楽器と洋楽器を組み合わせた作曲・演奏活動を行っている。
アジグルとしての新春コンサートは今回が初開催となる。尺八とピアノの演奏に加え、後半はインドの太鼓「タブラ」奏者の吉見征樹さんを交えてのセッションも披露する。
辻本さんは「楽器の組み合わせで音楽の幅が広がる。尺八とピアノの組み合わせから生まれた音楽を通じて、聞く人それぞれが抱く日本の美を感じてほしい。タブラの演奏は珍しいので、新しい音楽に触れてもらえたら」と話す。
翌8日には、辻本さんの地元・橋本市の東部コミュニティセンター(橋本市隅田町)で「年明けコンサート」を開く。
12時30分開場、13時30分開演。チケットは500円。同公民館茶道部による茶席もセットになっている。定員120人。