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和歌山で「麺本」出版 パスタから老舗の和歌山ラーメンまで213店紹介

2カ月で約30軒のラーメン店を回った編集の座間さん

2カ月で約30軒のラーメン店を回った編集の座間さん

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 和歌山県内の書店で3月31日、和歌山県内の麺料理店を紹介したガイドブック「わかやま麺本」が発売された。発行元は、フリーペーパー「リビング和歌山」「Lism(リズム)」などを手掛ける和歌山リビング新聞社(和歌山市小野町1、TEL 073-428-0281)。

QRコードを読むとグーグルマップで店舗の場所を確認できる

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 同誌は「パスタ」「うどん&そば」「ラーメン」の3つのカテゴリーで県内の213店を掲載。パスタは、パスタ専門店のほかイタリア料理店のランチやカフェ、喫茶店のナポリタンを紹介。ラーメンは地元では中華そばと呼ばれる「和歌山ラーメン」や全国のラーメン、つけ麺、まぜそばなどのほか、紀伊半島ラーメンの旅特集も掲載する。

 編集長の佐藤俊一さんは「ここ数年、観光客が行列をなす豚骨しょうゆの和歌山ラーメンだけでなく、エビや煮干しだし、カルボナーラ風といった変わり種ラーメンの人気店も増えてきた。一方で老舗のラーメン店は世代交代が進み、店舗の雰囲気やメニューにも変化が出てきている。このタイミングで本にまとめたかった」と話す。

 店舗紹介記事にはQRコードを掲載。スマートフォンで読み込むことで地図が表示される。

 編集担当の座間裕示さんは「2カ月で約30軒のラーメンを食べて回った。取材を通して和歌山にこんな店があったのか、と驚きと発見がたくさんあったので、読者にも同じ体験をしてもらえれば」と笑顔を見せる。

 B5判オールカラー、112ページ。価格は630円(税別)。

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