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和歌山・夏目漱石ゆかりの議事堂で「ミルク・ソーセキ」グランプリ開催へ

Tosaka Labo.代表の川畑さん(左)と山内さん

Tosaka Labo.代表の川畑さん(左)と山内さん

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 和歌山「ねごろ歴史の丘」(岩出市根来)の国指定重要文化財「旧和歌山県議会議事堂」で11月4日、「MS-1(ミルク・ソーセキ・ナンバーワン)グランプリ」が開催される。主催は「Tosaka Labo.(トサカラボ)」。

1911(明治44)年に夏目漱石が講演した国指定重要文化財「旧和歌山県議会議事堂」

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 夏目漱石の生誕150周年を記念して、1911(明治44)年に漱石が講演した同議事堂で開催する同イベント。漱石が甘いものが好きだった逸話と、小説「それから」に「ミルクセーク」が出てくることに着目し、那賀地域のナンバーワンのミルクセーキを決めるもの。当日は一般来場者が試飲し、先着200人が投票に参加できる。

 議事堂は1898(明治31)年に和歌山市に建てられた。2度の移築を経て昨年4月、ねごろ歴史の丘に復元。5月には国の重要文化財に指定された。

 「ミルク・ソーセキ」の出展条件は、「和歌山県にゆかりのある物品を使うこと」「乳製品を使うこと」「オリジナルのエッセンスやストーリーを含めること」など。初開催の今回、飲食店、事業者、個人などの応募があり、当日は約20の出展者が「ミルク・ソーセキ」を競う。出展者は3分程度のプレゼンテーションと試飲の提供を行い、審査委員と一般来場者の総合得点でグランプリを決める。

 トサカラボは20~40代の青年経済人15人が有志で結成。ご当地アイドル「ナガール」や姉妹ユニット「おとナガール」の運営、婚活事業など、同地域を中心に県内の活性化に取り組んでいる。

 同団体の山内理恵さんは「和歌山の産品を使った『ミルク・ソーセキ』を那賀地域の新たな名物にしていきたい。飲食店の出展者はオリジナルメニューとして継続してほしい。いろんな『ミルク・ソーセキ』を飲み比べに那賀地域に足を運んでもらえるような輪をイベント後も広げていきたい」と意気込む。

 開催時間は14時~17時。入場無料。

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