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和歌山城近くで水辺活用テーマに意見交換会 「水の都とやま」からゲストも

和歌山市の中心部を流れる市堀川

和歌山市の中心部を流れる市堀川

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 ぶらくり丁商店街近くの商業施設「フォルテワジマ」(和歌山市本町)で2月17日、水辺活用をテーマにした意見交換会「わかやまミズベMeet up(ミートアップ)」が開催される。主催は「わかやま水辺プロジェクト」と和歌山市。

(左上から)中村孝一さん、島原万丈さん、中村青児さん、田中里佳さん、豊田英三さん

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 同プロジェクトは、市堀川などの水辺の活用を進める市民団体。2016年から水辺活用をテーマにワークショップ「ミズベ会議」の開催や、昨年は約1カ月に渡り新しい水辺の活用を実践する社会実験「ワカリバ」を行っている。

 第1部は、「まちの魅力をはかる新しい物差し~センシュアスな街がつくる豊かな未来」と題し、「本当に住んで幸せな街 全国『官能都市』ランキング」の著者で「LIFULL HOME'S総研」所長の島原万丈さんが基調講演を行う。講演後は島原さんと「ミズベリング」アドバイザーの田中里佳さんらが「市堀川の通信簿」をテーマにパネルディスカッションを行う。

 第2部は、「水の都とやま」推進協議会理事長で「富山観光遊覧船」社長の中村孝一さんが富山の事例を紹介。後半は創刊40周年の月刊「グッドラックとやま」を発行する「グッドラック」社長の中村青児さんも加わり、「だれがやる?和歌山の水辺の魅力づくり」をテーマに意見交換する。

 和歌山市職員や地元まちづくり会社社長らがパネリストとして参加するほか、お笑いコンビ「わんだーらんど」が水辺をテーマにしたオリジナル漫才を披露する。

 同プロジェクト・プロデューサーの岩本唯史さんは「和歌山市は歴史的に川、堀と親しんできた場所。一時は汚れた川が問題となったが、市堀川は近年とてもきれいになった。街に水辺空間があることで将来の地域住民のライフスタイルも変わってくる。ぜひ参加してその変化を感じてほしい」と呼び掛ける。

 開催時間は14時~17時半。参加無料、定員は150人。

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