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和歌山・有田の地ノ島で野外映画祭 無人島でキャンプ体験も

伊豆で行われた「MUJINTO cinema CAMP」の様子

伊豆で行われた「MUJINTO cinema CAMP」の様子

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 和歌山・有田市の無人島「地ノ島」で5月4~5日、「MUJINTO cinema CAMP KANSAI(ムジントウ シネマ キャンプ カンサイ)」が開催される。主催は無人島活用事業を手掛ける「ジョブライブ」(東京都)。

透明度の高い海が目の前に広がる地ノ島海水浴場

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 無人島を貸し切り、野外で映画鑑賞しながらキャンプする同イベント。社長の梶海斗さんによると、有田市から「観光資源である地ノ島を活用できないか」との相談が同社に寄せられたことをきっかけに開催が決まったという。

 会場の地ノ島は、紀伊水道に浮かぶ島。初島漁港から船で渡ることができ、毎年7月~8月に開放される海水浴場とキャンプ場のほか、釣り場として人気があるという。過去に人が住んでいたことから、島内には井戸や神社などがある。

 当日は、ジョン・ファヴロー監督が2014年に制作した映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」など2作品を上映するほか、呉市出身のシンガー・ソングライター、せとまゆさん、大阪アメ村を中心に活動するDJ・HIROAKIさんなど歌手・DJ8組のステージ、無人島に落ちている木材でアクセサリーなどを作るワークショップ、シーグラスを使ったキャンドル・ワークショップなどを展開する。料理は地元のイタリア料理店「TestiMone(テスティモーネ)」(宮崎町)がプロデュースする。

 梶さんは「『シェフ』は親子でキューバサンドを販売する作品で、親子愛や旅をテーマにしている。見ているとおなかがすくので、野外で仲間と飲み食いしながら楽しんでほしい。無人島ならではのプライベート感がある」と話す。「有田の人がとても協力的で、地元を愛していることが伝わってくる。地元の人の協力なしには開催できないのでうれしい。スタッフだけでなく参加者も一緒にイベントを作ることを目指している。無人島なのにイベントができる島にしていければ」と意気込む。

 入場料金は、一般=21,000円、小・中学生=10,500円。このほかテント・寝袋料金が別途必要。

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