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和歌浦・元金魚屋の雑貨カフェ「金魚かふぇ」、 小学生の雑貨コーナー増設

小学生コーナーで雑貨を見入る近所の小学生たち

小学生コーナーで雑貨を見入る近所の小学生たち

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 和歌浦郵便局近くの住宅街にある雑貨とカフェの店「金魚かふぇ」(和歌山市和歌浦中2、TEL 090-5970-0221)が、店内に小学生コーナーを増設した。

子どもの目線に合わせてアクセサリー棚の下の低い位置に設けられたコーナー

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 オーナーは前田隆史さん、順子さん夫妻。金魚屋だった築65年の建物を改装して今年1月にオープンした。

 「祖父が亡くなり空き家になっていたが、もったいないと思い引っ越してきた。最初は住むだけの予定だったが、いろいろ考えているうちに雑貨屋とカフェの構想が広がった」と順子さん。

 当初は20~30代の来客を想定し、アンティーク調のアクセサリーを中心に商品をラインアップ。しかし、近隣の小学生が放課後にやって来ることが多くなり、小学生のコーナーを作ることにしたという。

 同コーナーには、文房具やお菓子、おもちゃなど、子どもでも買えるものをそろえる。動物のキャラクターが描かれた消しゴムは、「よく消える」と子どもたちに評判だ。

 順子さんは「夕方いつもやってくる小学生たちがかわいくて、新商品を入荷すると喜んでもらえるかな、と楽しみ」と笑顔で話す。「自分の息子も小学生なので、どんなものが欲しいか聞いて仕入れている」とも。

 雑貨スペースでは、ピアスやネックレス(350円~2,000円程度)などの手作りアクセサリーほか、バッグや小物類、オーガニッククッキー、有機米などを販売。順子さんの手作りのアクセサリーもある。

 カフェスペースでは、順子さんのオリジナルブレンド「本日のコーヒー」と「素敵な香りノ紅茶」(各300円、おかわり自由)を提供する。少しのおやつは無料。

 「雑貨がメーンのため、カフェはセルフサービス。お客さん同士でコーヒーを入れ合ったり、話が盛り上がったりしていて面白い」と隆史さん。「友だちの家に遊びに行くように、いつでも気楽に来てくつろいでもらえたら」(順子さん)。

 営業時間は月曜と木曜の13時~17時。

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