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和歌山で「全国伝統的工芸品フェスタ」開催へ-記念切手も販売

「伝統的工芸品シリーズ 第2集」の記念切手

「伝統的工芸品シリーズ 第2集」の記念切手

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 和歌山市民会館(和歌山市伝法橋南ノ丁)大ホールや旧海南第一中学校(海南市)など4会場で11月1日より、「2013年全国伝統的工芸品フェスタ in 和歌山」が開催される。主催は和歌山県伝統的工芸品月間推進協議会など。

全国伝統的工芸品フェスタのチラシ

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 期間中、全国の伝統的工芸品を展示・販売。シンポジウム「市民生活と伝統工芸」の開催や工芸品の製作体験なども行う。毎年11月の「伝統的工芸品月間」に合わせて、各都道府県単位の持ち回りで実施。和歌山での開催は初で、今回で30回目の節目を迎える。

 これに先駆け、和歌山の工芸品をプリントした記念切手「伝統的工芸品シリーズ 第2集」も発行。和歌山の工芸品として、紀州漆器と紀州へら竿(ざお)がプリントされている。後者は今年3月に国の伝統的工芸品として指定されたばかり。

 同切手には、東京都の江戸切り子、愛知県の尾張七宝、京都府の京組みひも、沖縄県の知花花織、二風谷アットゥシ、栃木県の益子焼、宮城県の宮城伝統こけし、富山県の高岡銅器などが印刷されている。発行枚数は900万枚(90万シート)。

 和歌山中央郵便局(一番丁)では、発売開始から約1週間で500枚(50シート)が売れたという。「販売初日から切手収集家の購入が目立った。発売日には、その日にしか押せないハトの絵が入った印の記念押印サービスがあり、それを目当てに来る方も多かったようだ」と同局の南勝仁さん。

 開催時間は10時~17時(最終日は16時まで、工芸品の製作体験や展示販売は2日~4日)。入場無料(製作体験は材料費のみ有料)。同4日まで。

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