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和歌山にバー付きゲストハウス 若手有志とビルオーナーが一丸となって開業へ

ゲストハウスRICOを運営している橘さん(左から)と宮原さん

ゲストハウスRICOを運営している橘さん(左から)と宮原さん

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 和歌山市新通に宿泊施設「Guesthouse RICO(ゲストハウス リコ)」(和歌山市新通5 、TEL 073-488-6989)が1月9日にオープンした。運営は「ワカヤマヤモリ舎」(中之島)。

1階のラウンジはバーとして営業する

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 同施設は「ユタカ交通」(中之島)の創業の地にある5階建てのビル最上階を改修したもの。ドミトリーをメーンにリビング、トイレ、シャワールームは共同利用。旅行者同士交流できるスペースを設ける。1階には受付を兼ねたラウンジがあり、夜はバーとして営業する。

 2014年10月に開催した「第2回リノベーションスクール和歌山」で同物件を担当したグループが企画した。地元の若手有志を中心とするメンバーに、自らもスクールを受講したビルオーナーの豊田英三さんも加わり開業にこぎ着けた。

 ゼネラルマネジャー宮原崇さんは「和歌山県の海外宿泊者数はここ数年で約3倍に伸びている。地域の人が集まり旅行者とつながりができれば面白い。将来的にはこのビルにコワーキングスペースやシェアオフィス、シェアキッチンなども作って、移住者を受け入れる地域連携のプラットホームにしたい」と意気込む。

 宿泊料金は、男女混同ドミトリー3,200円(ベッド数×8)、男性専用ドミトリー3,200円(ベッド数×8)、女性専用ドミトリー3,200円(ベッド数×15)、ダブルルーム7,500円(ベッド数×2)。

 マネジャーの橘麻里さんは「学生時代からまちづくりに興味があり、これまでも県外でまちづくりの仕事に携わってきてた。RICOのキーワードは『いろいろな人とのつながり』『集まる場所』『新しい動き』。私のしたかったことがこのゲストハウスにつながっている。和歌山を元気にする場所を作っていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は、7時~10時、16時~22時。バーは18時~22時。

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