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和歌山・田辺署にイングラム立つ 地元高校生が製作

田辺署員とパトレイバー、田辺工業高校の生徒たち

田辺署員とパトレイバー、田辺工業高校の生徒たち

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 田辺警察署(田辺市上の山)に2月15日、田辺工業高校の生徒が製作したロボットオブジェ「パトレイバー(イングラム)」が設置された。

田辺署員が見守る中、パトレイバーを組み立てる生徒たち

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 同オブジェは機械科3年A組の生徒7人が中心となり昨年の文化祭のために製作したが、文化祭前日に組み立てミスが発覚し、文化祭当日に展示できなかった。昨年12月20日に御坊市立体育館で開かれた「きのくにロボットフェスティバル2015」で初披露し、生徒たちはその後、地元警察署での展示を希望していた。

 同校の高井正人教諭によると、イングラムの使用許諾を打診していた小学館スピリッツ編集部から2月はじめ、「原作者のゆうきまさみさんの許可が取れた」との連絡があり、田辺警察署からも展示の許可を受けた。昨年10月に新築移転したばかりの同署1階ロビーに展示が決まったという。

 高井教諭は「生徒たちは『本当に警察署に展示されるなんて、うまく言えないくらいうれしい。みんなに自慢できる』と大喜びしている」と笑顔を見せる。「展示が実現して関係者に感謝している。展示期間が終了するころには卒業し故郷を離れる生徒もいるが、撤収作業が終わるまでは田辺から逃がさない(笑)」とも。

 展示は3月13日まで。

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