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和歌山のタウン誌編集者が「クリームパン」開発 先行販売に長蛇の列

パンシェルジュ3級の資格も持つ、「リビングぱん部長」の松尾友喜さん。陸上部だった高校時に部活後に食べた「クリームパン」がきかっけでパンにはまったという。

パンシェルジュ3級の資格も持つ、「リビングぱん部長」の松尾友喜さん。陸上部だった高校時に部活後に食べた「クリームパン」がきかっけでパンにはまったという。

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 「和歌山マリーナシティホテル」(和歌山市毛見)のカフェ&ベーカリー「カテリーナ」(TEL 073-448-1172)が10月17日、「ぱん部長のしあわせクリームパン」の販売を始めた。

スポイト状の容器に入ったフルーツソースが挿されている

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 同商品は、フリーペーパー「リビング和歌山」「Lism(リズム)」などを手掛ける和歌山リビング新聞社(小野町1)の編集者・松尾友喜さんと、同店シェフ・浅田将司さんが今年6月から共同開発。松尾さんはパンシェルジュ3級の資格を持ち、社内で「リビングぱん部」を結成し部長を務める自他共に認めるパン好き。2015年に発売された「わかやまパン本」の編集にも関わり、パンのトークイベントを開くほか、パンに関する連載記事も執筆する。

 「ぱん部長のしあわせクリームパン」は三つ編み状の生地でキューブ型に焼き上げ、通常のクリームパンの約2倍に当たる90グラムのクリームを包む。フルーツソースを入れたスポイト状の容器をパンの上部に挿して販売する。ソースはフランボワーズとマンゴーの2種類。

 和歌山マリーナシティで10月15日・16日に開催された「リビングフェスタ」での先行販売には長蛇の列ができ、用意した420個が完売した。

 松尾さんは「私にとってクリームパンは学生時代の思い出が詰まった一番好きなパン。おいしいクリームパンを求めてパン店を巡っている」と話す。「大好きなクリームをたくさん入れたくて形状を工夫した。コルネ型や器型など、さまざまな形状を試しキューブ型にたどり着いた。三つ編み状の生地にはクリームが入り込みとてもおいしい。まずはクリームパンとして楽しんでもらい、その後フルーツソースをかけて2度楽しんでほしい」とも。

 価格は各324円。10月17日からは、マリーナシティホテル1階のカフェ&ベーカリー「カテリーナ(和歌山市毛見)」で販売する。 

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