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和歌山のミカンケーキ「ノエル・アリダ」 今年はキャラメルショコラ

キャラメルショコラが特徴の今年のノエル・アリダ

キャラメルショコラが特徴の今年のノエル・アリダ

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 和歌山・中之島のケーキ店「パティスリー エルヴェ」(和歌山市中之島、TEL 073-472-7388)で12月3日、ミカンケーキ「Noel Arida(ノエル・アリダ)2016」の販売が始まった。

シュトーレンも販売され、クリスマスムードの店内

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 2010年に有田市が特産の温州ミカンの魅力を伝えるために始めたミカンケーキコンテスト「Noel Arida Sweets Contest(ノエル・アリダ・スイーツ・コンテスト)」は今年で7回目。審査員長は「Toshi Yoroizuka」(東京都)オーナーシェフの鎧塚俊彦さん。毎年の最優秀賞の作品は「ノエル・アリダ」として、県内洋菓子店や鎧塚さんの店でワンシーズン限りの商品化がされており、和歌山の冬の風物詩の一つとなっている。

 今年は全国から67作品の応募があり、書類審査を通過した7作品が11月6日に和歌山市内で開催された同コンテストでお披露目された。味や見た目、プレゼンテーションの審査を経て、広島県から応募した桑本健吾さんの「Lumiere Mandarin NOEL ~光り輝く有田みかん~」が「最優秀ToshiYoroizuka賞」を受賞した。

 コンテストの審査員で、和歌山市内で唯一「ノエル・アリダ」を販売する洋菓子店「パティスリー エルヴェ」店主の橋本憲司さんは「かんきつ類とキャラメルショコラの組み合わせは目新しいわけではなかったが、キャラメルショコラムースとミカンのバランスが文句なく素晴らしかった。審査は満場一致。レシピも改良点が見当たらないほど完成度が高い」と絶賛する。

 ノエル・アリダを目当てに同店を訪れた和歌山市内の男性客は「毎年、家族で発売を楽しみにしている。運よく手に入ったので、今年の味を家で楽しみたい」と笑顔を見せた。

 価格は450円。同店のほか有田市、有田川町、海南市、湯浅町の県内計6店と、「ToshiYoroizuka ミッドタウン店」(東京都港区)で販売する。「クリスマスが過ぎたら材料がなくなり次第販売終了なので、お早めにどうぞ」と橋本さん。

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