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和歌山県立図書館で「映画を奏でる音楽会」 映画音楽をテーマに夜の演奏会

ボタン式アコーディオン奏者のみずのまりもさんと朗読者の福山ひでみさん

ボタン式アコーディオン奏者のみずのまりもさんと朗読者の福山ひでみさん

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 和歌山県立図書館(和歌山市西高松1)のメディア・アート・ホールで2月10日、「映画を奏でる音楽会@Mah! vol.1」が開かれる。

朗読とバイオリンのコラボレーション(前回の様子)

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 2013年に海南市下津町で始まった同イベント。和歌山にゆかりのある音楽家が中心になり、映画に関する音楽を演奏する。今年は会場を和歌山市に移し、開催時間も日中から夜間に一新した。

 当日の演奏プログラムは、「戦場のメリークリスマス」や「ハリー・ライムのテーマ」、「ムーンリバー」、「ニュー・シネマ・パラダイス」などテレビCMでもおなじみの映画音楽の名曲の数々。

 出演は、作曲家・中村八大さんや詩人・谷川俊太郎さんとも共演経験のあるボーカリストのさがゆきさん、ピアニストの清水武志さん、ボタン式アコーディオン奏者・みずのまりもさんほか、金谷幸三さん(クラシック・ギター)、花知枝さん(バイオリニスト)、福山ひでみさん(朗読)。ジャズやクラシックなどジャンルにとらわれず、それぞれの表現やアレンジで演奏するという。

 初出演のみずのさんは「映画『アメリ』を見てアコーディオンを始めた。ボタン式アコーディオンの特徴である音の立ち上がりの早さを生かした、軽快な音楽を楽しんでもらいたい」と話す。

 福山さんは「自分の声を楽器として歌詞やチャップリン映画のセリフなどメッセージ性の強い朗読をしたい。映画好き・音楽好きの方からプログラムにある楽曲を聞いたことのない方まで古き良き時代の音楽を知ってもらいたい」と呼び掛ける。

 実行委員の中里さんは「いい映画にはいい音楽がある。生の音楽を聞いて、映画のシーンや当時の思い出などそれぞれのイメージを膨らませてほしい。映画を見たことがない人も、音楽を聴いて映画に興味を持ってもらえれば」と話す。「当日発表する出演者のコラボ演奏もあるので、どんなアレンジの音楽が生まれるか楽しみだ」とも。

 開催時間は18時30分~。チケットは、前売り=2,200円、当日=2,700円、ペア=4,000円、4歳~大学生=1,000円。県民文化会館(小松原通1)ほか、和歌山市、海南市、岩出市、紀の川市、田辺市の楽器店、ライブスペース、カフェなどで販売する。

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