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和歌山・ぶらくり丁近くのカフェで「ガンプラカフェ」 子どもから大人まで熱中

カフェで「ガンプラ」作りする参加者たち

カフェで「ガンプラ」作りする参加者たち

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 和歌山市のぶらくり丁商店街近くのブックカフェ「本屋プラグ」(和歌山市万町)で5月12日、プラモデル作りを楽しむイベント「ガンプラカフェ」が開催され、子どもから大人まで15人が「ガンプラ」作りに興じた。

完成した「ガンプラ」でコマ録り動画を撮影する女性

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 当日は「普段から子どもと一緒にガンプラを作っている」という親子連れや「小学生から約30年ぶり」にプラモ作りに挑んだと話す男性、初めて組み立てる女性らがプラモ作りを楽しんだ。

 会社員の30代男性は「子どものころと違って初めから着色され、接着材も使わずに組み立てられることに驚いた。昔と違ってパーツが細かいので組み立ては大変だ」と話す。

 模型店「プラローグ」(湊3)店主の九鬼将也さんも参加し、プラモ作りに助言したり、参加者と食事を楽しんだりしながら、「ガンプラ」やプラモデルの話題に花を咲かせた。九鬼さんは「『ガンプラバー』には行ったことがあるが、同じ趣味を持った大人しか集まらなかった。カフェなら老若男女が集まって楽しめるスペースになるのでは」と期待を寄せる。

 同イベントは、3月5日開催の起業体験スクール「Startup Weekend Wakayama(スタートアップウィークエンドワカヤマ)」に参加したグループが企画。工作をしたい親子や、作品を披露したいモデラー、新規顧客を開拓したい模型店を対象にした店舗「ガンプラカフェ」を提案し、最優秀賞に輝いた。

 同グループの山本賢治さんは「4歳の息子がガンプラ作りに没頭していたことがきっかけ。ガンプラを楽しく遊べる場所があれば、子どものころから物作りに取り組むきっかけになる。実際にイベントを開催して、幅広い年代の人の笑顔が見られた。夏ごろを目標に実店舗化を目指したい」と意気込む。

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