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和歌山・みなべ町の「南部梅林」で野だて ウメの花は5分咲き

梅林を見渡すことができる野だて席

梅林を見渡すことができる野だて席

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 日本最大規模の梅林公園として知られる「南部梅林(みなべばいりん)」(日高郡みなべ町晩稲)で2月17日、梅のお菓子と抹茶を楽しむ野だてが行われた。

梅林公園でウメの花を楽しむ来園者

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 「南高梅」の産地として知られる同町の、南部川沿いのなだらかな山の斜面に広がる同園。満開時には「一目百万、香り十里」と称される香り高いウメの花が見渡す限り一面に咲く。山頂近くの梅林公園は全国から集めた25種以上のウメの木を植栽する。今年は1月27日に開園。「梅の里観梅協会」が運営する。

 野だて地元の裏千家流の茶道家グループ「お茶友の会」のメンバーがボランティアで行う。200個の菓子が用意され、訪れた来園者が畳に正座して抹茶を味わった。

 観梅協会会長の片山清範さんは「来園者に抹茶とお菓子を振る舞う野だては20年以上続く恒例行事の1つ。毎年、来園者にお菓子と抹茶を楽しんでいただいてる。今年は寒波の影響か、10日以上遅い開花になった。5分~6分咲きといったところ。2月下旬まで楽しめそうだ」と話す。

 入園料は、中学生以上=300円、小学生以上=100円。梅の開花状況は自動音声ダイヤル「梅花テレフォン情報(TEL 0739-74-3219)」で確認できる。3月4日まで開園する。

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