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JRきのくに線で沿線芸術祭「紀の国トレイナート」 アート列車の運行も

写真を拡大JRきのくに線で沿線芸術祭「紀の国トレイナート」 アート列車の運行も

 JRきのくに(紀勢)線御坊駅~新宮駅で10月1日、アートイベント「紀の国トレイナート」が始まった。 紀伊田辺駅に設置された積み木の茶室 全文を読む  「12の海辺のまちをつなぐ列車と駅舎アート」をコンセプトに、2013年に始まった同イベントは今年で4回目。紀伊半島の海岸線にある駅を列車で巡りながらアート作品や芸術企画が楽しめる。区間内にある30駅で34人のアーティストがプラットホームや駅舎に作品を展示する。

 1日は紀伊田辺駅で開幕セレモニーが行われ、「子どものきもち」をテーマに子どもたちからデザインを募集した「デザイン列車」の表彰式や餅まきを行った。デザイン列車は来年1月末まで、御坊駅から新宮駅間を走る。

 最優秀デザイン賞を受賞した田辺市立明洋中学校美術部の浜野蒼太さんは「列車は色もイメージ通りの仕上がりだった。紀伊田辺駅に自分のデザインした列車が入ってきたのを見て、これはすごいぞと思った」と笑顔を見せる。

 14日・15日には、臨時アート列車「紀の国トレイナート号」を運行。車内で演奏する「JAZZ列車」「見つける列車」など企画に合わせた特別列車を走らせる。29日には「巡るアート号」と題し、デザイン列車で駅舎を巡り、車内放送でアートの解説やアーティストトークなどを届ける「アート鑑賞列車」を運行する。そのほか、連携企画としてサイクリングでジオサイトを巡る企画や、スタディー・ツーリズム「鉄學列車」なども。

 実行委員長の廣本直子さんは「回を重ねるごとに多くの人が関わってくれるようになり、アーティストと地元の人の交流が生まれている。鉄道沿線なので市町村を超えてつながりが生まれている」と話す。

 JR西日本和歌山支社長の伊藤義彦さんは「お客さまからはJRがここまでやるのか、と驚きの声を頂いた。きのくに線は観光資源が豊富な路線なので、アートと組み合わせて新しい客層も呼び込めれば」と話す。「『巡るアート号』はデザイン列車を、ダイヤを調整してできる限り停車時間を長くしてゆっくりと沿線を巡る。通常のダイヤの列車も運行しているので調整は大変だったが、じっくりとアートを鑑賞してほしいと社員一同で努めた。いつもよりゆっくりした旅を楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。

 10月29日まで。

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