プレスリリース

和歌山城天守閣に学生・若手起業家が集結!和歌山城を舞台としたこれまでにないピッチコンテスト『和歌山城 ピッチコンテスト』を2月16日に開催

リリース発行企業:一般社団法人 EO ALL KANSAI

情報提供:

世界の若手起業家によるネットワーク「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」に所属する「EO Osaka(運営:一般社団法人EO ALL KANSAI)」は2月16日(日)、関連団体である「WIB(運営:一般社団法人 和歌山イノベーションベース)」と共催で、和歌山城天守閣・和歌山城ホールにて『和歌山城 ピッチコンテスト』を開催いたしました。

和歌山城 ピッチコンテスト

WIB(和歌山イノベーションベース)とは
「WIB(和歌山イノベーションベース)」は、和歌山県を「日本一企業率の高い県」とすることを目指す、和歌山にゆかりのある起業家・経営者の集い。「事業成長を加速させ、和歌山から日本・世界を熱くする」というビジョンのもと2022年に設立。世界最大規模の起業家団体「EO(Entrepreneurs' Organization、起業家機構)」の大阪支部「EO Osaka(一般社団法人EO ALL KANSAI)」と連携し、和歌山の経営者や起業予定者に学び・成長の機会を提供しています。
WIBの意義とイベント開催の背景
東京への人口一極集中、地方の過疎化が深刻化する中、現在の石破内閣では「地方創生」を看板政策に掲げています。「地方創生」の取り組みは2014年、安倍内閣にて本格スタートし10年以上が経ちますが、現在まで「東京一極集中」の大きな流れを変えるには至っていないのが実情です。若者や女性が地方を離れる理由の一つに「就業機会が少ない」という点が挙げられ、地域における魅力ある多様な就業の機会の創出ができる企業の必要性が高まっています。
WIBでは「今こそが地方創生のラストチャンスである」という考えのもと、若者に「起業」という選択肢を伝えるため、アクセラレーションプログラムなど学びにつながる様々な機会を提供しています。今回は16名の学生・若手起業家を対象に、「関西のアクセラレーションプログラムの頂上決戦」と称し、和歌山城でのピッチコンテストを開催しました。
イベント当日の様子(1)トークセッション
200名ほどの方が参加した当日のイベントは、岸本周平 和歌山県知事、尾花正啓 和歌山市長、株式会社タカショーデジテック 古澤良祐社長、株式会社トイトマ 山中哲男社長、BABY JOB株式会社 上野公嗣社長の5名によるトークセッションから始まりました。
ここでは「和歌山を起業率ナンバーワンにするために」をテーマに、ベンチャーがモノづくりや新しい技術を実証実験する場の必要性や、失敗が許容され付加価値になる文化を醸成することの大切さなどが議論されました。

(写真左から)株式会社タカショーデジテック 古澤良祐社長、株式会社トイトマ 山中哲男社長、岸本周平 和歌山県知事、尾花正啓 和歌山市長、BABY JOB株式会社 上野公嗣社長

イベント当日の様子(2)ドローンショー
トークセッションに続いて、屋外でのドローンショーも開催されました。和歌山城を背景に300機のドローンが、夕焼けに染まる空の上に色鮮やかに「wakayamaから世界を熱くする」メッセージを描きました。

ドローンショーの様子

イベント当日の様子(3)和歌山城天守閣でのピッチコンテスト(決勝)
同日に事前に開催された予選を勝ち上がり、決勝に進出した6名の起業家が和歌山城天守閣にて事業内容をプレゼンしました。

・智辯学園和歌山高等学校 青木梨衣奈・青木大和 氏
睡眠時無呼吸症候群(SAS)患者の体位療法をサポートする器具を開発。

智辯学園和歌山高等学校 青木梨衣奈・青木大和 氏

・和歌山県立紀北農芸高校 城向ゆら 氏
学校で学んだ技術で、地元・和歌山の規格外の柿を再利用したそうめんやジャムを開発。

和歌山県立紀北農芸高校 城向ゆら 氏

・神戸大学 竹内 悠人 氏
アトピー性皮膚炎で悩む小学生向けに、かゆみを抑える緑茶染めインナーシャツの開発事業を行う。

神戸大学 竹内 悠人 氏

・近畿大学 越智 健心 氏
地方建設業の3代目。インフラ維持管理の内業を自動化するプラットフォーム「2ndStar」で建設DXの推進を目指します。

近畿大学 越智 健心 氏

・コングラント株式会社 佐藤 正隆 氏
NPOの寄付集めに必要な機能が揃った国内最大のデジタル・ファンドレイジングシステムを提供。

コングラント株式会社 佐藤 正隆 氏

・株式会社With Midwife 岸畑 聖月 氏
従業員の健康とライフイベントのSOSを早期に察知するアプリ「THE CARE」を開発。

株式会社With Midwife 岸畑 聖月 氏

決勝の審査員
ピッチコンテスト決勝の審査は4名の審査員により行われました。
・株式会社農業総合研究所 代表取締役会長 CEO 及川 智正 氏(東証グロース上場)
・株式会社ペイフォワード 代表取締役 谷井 等 氏
・株式会社i-plug 代表取締役 CEO 中野 智哉 氏(東証グロース上場)
・株式会社笑美面 代表取締役 榎並 将志 氏(東証グロース上場)
コンテスト決勝の結果
起業家精神とビジネスプラン評価に基づいた厳正な審査の結果、コングラント株式会社 佐藤 正隆さんが優勝、株式会社With Midwife 岸畑 聖月さんが準優勝、近畿大学 越智 健心さんが第三位に輝きました。
EO Osakaについて
私たちが運営する「EO Osaka」は、世界の起業家によって形成された国際的な非営利組織であるEOの日本における2つ目のチャプター(支部)として、2010年7月に大阪で発足しました。関西に本拠を構える先進的なベンチャーマインドを持つ起業家131名が在籍し(2025年1月現在)、今後ますます進展するグローバル経済の動向を見極めながら、大きな発展が予測されるアジア経済のハブを関西に構築することを目標として活動を行っています。

<参考URL>
関西起業家頂上決戦 和歌山城 ピッチコンテスト(特設ページ)
https://pitch.wibase.jp/
EO Osaka
https://www.eoosaka.org/
WIB(和歌山イノベーションベース)
https://wibase.jp/
EO JAPAN
http://www.eojapan.org/

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