和歌山県白浜町は、南海トラフ地震などの災害から町民及び年間約300万人以上訪れる観光客のための安全・安心なまちづくりを目指しており、今年度、総務省の地域デジタル基盤活用推進事業(補助事業)を活用し、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した耐災害情報通信インフラであるNerveNetを主要地区全体に整備しました。
また、整備された「NerveNet」が提供するサービスの一つである、無料のWi-Fiサービス「Shirahama-Beach-Wi-Fi」の運用を随時開始(令和7年3月1日全23スポットサービス開始)する予定です。
このサービスは、公共施設や観光名所などでの平常時の利便性向上はもちろんのこと、災害時でも途切れにくい環境のため、携帯電話等のキャリア回線が途絶した場合であっても衛星を通じて平常時と同じ通信環境が利用者に提供さます。
避難所での安否確認サービスなど様々なサービスもこの「Shirahama-Beach-Wi-Fi」を通じて提供することが可能となり、訪問者や住民の方に安全・安心をお届けすることを目的にしています。
これに関連し、白浜町ではより多くの方に、この「Shirahama-Beach-Wi-Fi」の利用と活用を目指して広報活動イベントを2月11日~2月13日に実施いたしました。
今後白浜町では耐災害情報通信インフラである「NerveNet」を活用することで、デジタル社会に必要なサービスを構築し「Shirahama-Beach-Wi-Fi」を通じて訪問者や住民の方々に提供してまいります。
「Shirahama-Beach-Wi-Fi」スポット23箇所
白良浜・千畳敷・アドベンチャーワールド(駐車場)・とれとれ市場・南方熊楠記念館
南紀白浜空港・JR白浜駅(駅前広場)
道の駅 志原海岸・リヴァージュ・スパ ひきがわ
白浜町第1ITオフィス・白浜町第2ITオフィス・ANCHOR・Office Cloud 9・クオリティソフト
白浜町役場・白浜町役場富田事務所・白浜町役場日置川事務所・白浜町上下水道課事務所・白浜町消防本部、旧空港・日置川消防署・白浜町立児童館・白浜町立富田中学校・白浜町阪田公園