水ing株式会社のグループ会社である水ingエンジニアリング株式会社(社長:須山晃延、本社:東京都港区)は2025年8月27日、和歌山市企業局との間で、「六十谷第2浄水場東施設水処理機械設備工事」に関する契約を締結しました。
本事業の背景と特徴
六十谷第2浄水場は、紀の川を水源とする工業用水道施設で、和歌山市の鉄鋼業、化学工業、繊維工業などの産業活動を支える重要な産業基盤施設となっています。
1965年に供用を開始した同浄水場は、施設の老朽化が進んでおり、通常時の安定供給の強化及び災害時の保安水量の確保を目的に、この度浄水場東側用地に、100,000m3/日の処理能力を持つ施設を整備することとなりました。
本工事は、機械設備・建築機械設備他が一式となっており、既存設備を運用しながら沈殿池設備(急速撹拌機、緩速撹拌機、汚泥?惜寄機他)・薬品注入設備(薬品貯槽、注入機他)などを整備します。
既存設備を運用しながらの工事であるとともに、本浄水場内は複数の関連工事が同時進捗することから、既存設備や関連工事との円滑な調整を行いながら、安全に十分に配慮し工事を進めてまいります。
水ing グループは、持続可能な水インフラの実現に向けて、様々な技術やサービスを提供し続けることで地域社会に貢献し、安全で安心な水環境の実現を目指してまいります。
契約概要
ご参考
・無軸横型パドル式撹拌装置 フレームフロキュレータ(R)
◇水ing(すいんぐ)グループについて◇
水ing(読み?すいんぐ)は、「生命の源である『水』を通じていつまでも社会に貢献し続ける『ing』」を経営理念に掲げ、水処理施設(浄水場、下水処理場、汚泥再生処理センター、し尿処理場、民間施設等)の設計・建設から運営、維持管理までをトータルに手掛けています(運転・維持管理の拠点は、国内約300か所)。
“水の先をつくれ。”というブランドメッセージのもと、地域の暮らしの課題に目を向け、安全安心な水環境を提供し続けるとともに、水を通じて、暮らしと街の未来を支えています。
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