南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)は、2025年度末に運行開始を予定している新観光列車の名称を、社内公募ならびにお客さま投票を行った結果「GRAN 天空(グラン テンクウ)」に決定いたしました。
「GRAN 天空」は、現在運行中の観光列車「天空」(橋本駅~極楽橋駅間運行)に代わり、新たに難波駅~極楽橋駅間を結び運行を開始する新観光列車です。良質でホスピタリティあふれるサービスと四季折々に移ろう風景を通して、日常を離れた上質な空間で、列車の旅そのものが特別な体験となるよう計画しています。これまで「天空」をご愛顧いただいた皆さまの思いを引き継ぎながら、落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅をお客さまにお届けしたいという思いを込めました。
また、名称決定に併せてロゴを制作しました。地域の文化に触れながら、知る楽しさや新しい発見を味わえる列車旅の魅力を表現しています。
「GRAN 天空」ロゴ
「GRAN 天空」外観
加えて、外観デザインの詳細も決定しました。落ち着きのある深紅をベースカラーに、ゴールドを基調とした装飾を施します。高野山に咲くシャクナゲなどの植物をモチーフにした装飾を随所にデザインし、沿線地域とのつながりをイメージしています。
1.名称
2025年6月の社内公募で857件の応募が寄せられ、8月のお客さま投票では5,498件ご投票いただきました。
GRAN 天空(読み方:グラン テンクウ)
落ち着いた空間と心を込めたおもてなしで、誰もが心穏やかな時間を過ごすことができる旅を
お客さまにお届けしたいという思いを込めました。
2.ロゴ
控えめで落ち着いた豪華さや時代を超えて共感される美しさで、地域の文化に触れながら、知る楽しさや新しい発見を味わえる列車旅の魅力を表現しています。
「GRAN 天空」ロゴ
3.外観デザイン
外観デザインは深紅をベースにゴールドを基調とした装飾を施します。各車両の側面デザインは、南海電鉄の社章(通称「羽車マーク」)から着想を得た優美に羽根を広げるデザインで、旅の可能性を広げて欲しいという願いを表現しています。また、高野山に咲くシャクナゲなど、沿線にゆかりのある植物をモチーフにした装飾を随所に施しています。沿線地域とのつながり、沿線の魅力や文化への気づきを南海電鉄の列車旅で楽しんでいただけるようデザインしています。
※左側が難波駅方面。3号車以外は、反対側の側面も同じデザインです。
1号車
2号車
3号車
4号車
3号車(山側)※右側が難波駅方面
4.その他
11月6日(木)10時に新観光列車「GRAN 天空」の特設サイトをオープンします。本特設サイトでは、「GRAN 天空」の運行に関する情報や、車両・サービスに関する情報などを順次ご案内する予定です。
URL:https://www.nankai.co.jp/traffic/kankoutrain/grantenku/