リリース発行企業:株式会社ガイアックス
株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田 祐司、証券コード:3775、以下 ガイアックス)のカーブアウト企業及び出資先であり、歴史的建造物特化の不動産ファンドの仕組み提供・運営支援をする株式会社Planet Labs(本社:東京都千代田区、代表取締役:西村環希)は、一般社団法人日本Web3ツーリズム協会が主催する「Japan Tourism NFT Awards 2025」の地域資源部門において、Planet Labsの小口投資プロジェクト「PlanetDAO」がグランプリを受賞したことをお知らせいたします。

「PlanetDAO」は、地域の人々が「守りたい」と願う歴史的建造物を、株式会社型DAO(分散型自律組織)の仕組みを用いて国内外の支援者とともに「共同所有」し、未来へつなぐ日本初のプロジェクトです。出資を伴わなくても地域住民に議決権のある種類株を発行することで、住民が経営に主体的に関わる「共創型ガバナンス」の設計が高く評価されました。
本受賞を記念し、現在進行中の和歌山県那智勝浦町および新潟県佐渡市での取り組みと、プロジェクトに参加するオーナーや地域住民の生の声をご紹介します。

世界23ヶ国、289名が1億円超を拠出し、日本の歴史的建造物を保全する「PlanetDAO」
■ 取り組み1.:和歌山県那智勝浦町・無住職寺院の再生プロジェクト
世界遺産・熊野古道沿いに位置する那智勝浦町では、過疎化や住職不足により維持が困難になった築170年の登録有形文化財の寺院や無住職寺院を宿泊施設として再生しています。本プロジェクトの出資者の約8割は海外からの参加であり、世界中から資金と想いが集まっています。

那智勝浦の旧寳光寺
那智勝浦の旧寳光寺

2026年2月、ジュリオさんと友人が来日し、那智勝浦の旧寳光寺を訪問し、地域の方と交流
【海外共同オーナーの声】
ジュリー氏(フィリピン): 「2023年に和歌山に半年間滞在し、那智勝浦の温泉病院で働いていました。あの場所の美しさを守りたい、文化を保存したいという思いが強いです」
ジュリオ氏(イギリス):「観光地がどこも世界共通のサービスやホテルに染まり、住民が観光客向けの低賃金労働に頼るようになれば、その土地固有の『魂』はなくなってしまいます。地域のアイデンティティを守りながら資金を集め、その地域の暮らしを誇りをもって継続できることを応援したいです。」
マーク氏(バンコク・某ホテル総支配人): 「日本には7年住んでいました。和歌山や熊野古道が大好きで、何度も訪れています。PlanetDAOの野心的な試みに共感し、自分も何か貢献したいと思い参加しました」
アメリア氏(シンガポール): 「昨年、熊野古道を歩きました。その時の体験が忘れられず、このオンラインでの取り組みを見つけた時に『これだ』と思いました。ビジネスモデルとしても非常に面白いと感じています」
【大泰寺住職:西山 十海(にしやま とうみ)氏の声】

大泰寺住職:西山 十海(にしやま とうみ)氏
「これまでのお寺は、檀家さんという限られた人たちだけで支えてきましたが、これからは『世界中のファン』がオーナーになって支える時代。それが新しい『不特定多数の檀家制度』の形だと思っています。私は、お寺を消費して終わりにするのではなく、次の世代に、より輝いた形でバトンを渡したいんです」
■ 取り組み2.:新潟県佐渡市・登録有形文化財「北條家住宅」の再生プロジェクト
2024年に世界文化遺産に登録された佐渡島にある「北條家住宅」は、江戸時代から約350年にわたり地域の医療を支えてきた漢方医の邸宅です。個人での維持管理が限界を迎える中、PlanetDAOの枠組みを活用し、米蔵などの登録有形文化財を宿泊・体験拠点として再生するプロジェクトが始動しました。

新潟県佐渡市・登録有形文化財「北條家住宅」
【北條家 第11代当主の弟・北條 規(ほうじょう ただし)氏の声】

北條家 第11代当主の弟・北條 規(ほうじょう ただし)氏
「登録有形文化財というのは国の補助がなく、100%所有者負担で維持管理しなければなりません。これまで数千万円以上を自費で修復してきましたが、財政的にも年齢的にも、もう限界に来ています。兵糧が尽きたというような感覚です。 一番我々の背中を押してくれたのは、単なる物件の譲渡ではなく、法人を設立して、所有者や地域の方々も議決権のある株式が取得できること。出資を伴わなくても、運営方針や活用方針に意見できる。これが、我々の背中を押してくれた最大の理由です。北條家の取組が文化財継承に悩む所有者の新たなモデルとなり、次代へつなぐ活用の契機となって欲しいです。」
■ 審査員のコメント

石井 康一氏
(一財)沖縄IT戦略イノベーションセンター DX推進セクション 観光DX支援チーム プロジェクトマネージャー
PlanetDAOプロジェクトをより高く評価した理由は、活用の幅が広いと感じたからです。
私自身、以前に地方行政へ出向していた経験がありますが、その中で地域の観光施策など、さまざまな場面で応用できる可能性を感じました。
特に温泉地や旅館など、地域の観光資源を支える取り組みにも活かせるのではないかと思います。観光客が戻りつつあるとはいえ、地方の老舗旅館などは依然として厳しい状況にあります。そうした中で、地域資産と組み合わせて活用できるPlanetDAOプロジェクトは、地域活性化にもつながる可能性があると考えました。
■ 株式会社Planet Labs 代表取締役 西村 環希のコメント

株式会社Planet Labs 代表取締役 西村 環希
「地域に大切に守られてきた歴史的建造物は、経済的指標では計り知れない価値を持っています。今回のグランプリ受賞は、文化財を単なる『観光資源』として消費するのではなく、地域の方々と世界中の支援者が同じテーブルに座り、共に未来を創る『共同所有・共創型ガバナンス』の仕組みが評価されたものと受け止めています。今後もPlanetDAOを通じて、日本の大切な文化と歴史を次世代へ受け継ぐ挑戦を続けてまいります」
■PlanetDAOの詳しい情報
- NHKで放送!和歌山県・那智勝浦町の寺で世界とつながり寺を守る新たな取り組み:
https://www.gaiax.co.jp/blog/akayama-nachi-katsuura-temple-global-initiative/
- 文化財の未来を変える新たな挑戦:PlanetDAOによる佐渡「北條家住宅」保全プロジェクトが目指すもの:https://www.gaiax.co.jp/blog/planetdao-hojo-project/
- PlanetDAO:https://planetdao.world/ja/
- PlanetDAO佐渡 北條家住宅(募集締切: 2026年7月22日)
https://planetdao.world/ja/properties/hojo-heritage-jp/
■ 5月21日・22日に佐渡「北條家住宅」にて現地取材機会
PlanetDAOでは、2026年5月21日(木)・22日(金)の2日間、国内外の共同オーナーが佐渡に集結する「Co-Owner Stayover」を開催いたします。Planet Labs代表西村、北條家の北條規氏、そして世界中から集まるオーナーたちの「生の声」を直接取材いただけます。また、和歌山県那智勝浦でも同様の機会が今後ございます。お問い合わせください。
【現地取材プログラム】
- 日程: 2026年5月21日(木)~22日(金)
- 場所: 新潟県佐渡市泉「北條家住宅」
■株式会社 Planet Labs 概要
設立:2023 年 11 月
代表者:代表取締役 西村 環希
所在地:東京都千代田区平河町 2-5-3 MIDORI.so NAGATACHO
事業内容:歴史的建造物の再生・運営事業
URL:https://planetdao.world