南海電鉄加太線に9月18日、新しい観光列車「めでたいでんしゃ かしら」がデビューした。
同列車は、2014(平成26)年11月に始まった「加太さかな線プロジェクト」の一環。「海賊船の船長」をイメージした外装と、音楽好きな海賊たちの船内をイメージした内装となっている。
車内には、魚や音符、鍵型のつり革、天井からぶら下がったコウモリや船の帆、扉が開閉すると楽しめる仕掛けなど、遊び心があちこちにちりばめられている。
HYDEさんからは「今も友人、親族が多く住む加太線は最も思い入れのある路線で、幼少期には靴を脱いで膝立ちをし、椅子から外の景色を母と見ていた記憶があります。紀ノ川を渡り、住んでいた街、学校がある駅から青春を多く過ごした海へつながります。いつまでも愛される路線でありますように」と祝福のコメントが寄せられた。