和歌山県立図書館(和歌山市西高松)のメディア・アート・ホールで11月7日、「和歌山映像研究会と一日映画を楽しむ会」が開かれる。主催は同館文化情報センター、共催は「きのくにふれあい学習研究会」。
上映会は今回が初の試み。「アルプスの少女ハイジ また会う日まで」「ムーミン 落ちてきた星の子」などの16ミリフィルム作品や、9月に開催された「Kisssh-Kissssssh映画祭」グランプリ作品「桜トイレ」、熊野を舞台にした「熊野伝説II 熊野比丘尼 おりん物語」、ルネ・クレマン監督の「禁じられた遊び」など計11作品を上映する。
同ホールは文化・学習活動の支援を目的に設置された図書館内のホールで、最大300人を収容可能。映写や音響、照明、昇降床などの演出装置を備え、映画会や演奏会、演劇などに利用されている。
和歌山映像研究会代表の中里佳世さんは「和歌山でも、もっと映像を楽しめる機会を増やしていきたい。16ミリフィルムのアニメーション作品や自主制作映画など、幅広いジャンルの作品を上映することで多様な映画があるということを知ってもらうきっかけになれば」と話す。「子ども連れのお母さんから、あらゆる世代にさまざまなジャンルの映画を楽しんでほしい」とも。
上映時間は10時~17時。入場無料。先着100人。