和歌山・小雑賀のダイエー和歌山店跡地に9月4日、「スーパーセンター オークワセントラルシティ和歌山店」(和歌山市小雑賀、TEL 073-433-6085)がグランドオープンした。
同店は、和歌山を拠点とするチェーンスーパーのオークワ(中島)が展開する「スーパーセンター」業態の20店舗目で、和歌山市内では「パームシティ」に続き2店舗目となる。チェーン全体では164店舗目。
直営の売り場面積は2400坪で、食料品や生活雑貨の販売が中心。「ショッピングモールではなく、あくまでもスーパー」だという。敷地面積は5万4000平方メートルで、駐車場は約1000台分を用意。
テナントには、ファミリーレストラン「サイゼリヤ」や「びっくりドンキー」ほか、カフェ「カラーズ」、100円均一ショップ「キャンドゥ」、スポーツ店「スーパースポーツ ゼビオ」、カジュアル衣料品店「ライトオン」、リラクゼーションサロン「エクシア」などが出店している。
同社広報課の前川優斗さんは「より良い品ぞろえを目指し、大阪など都市圏に負けないものにしていく。和歌山市内全体の消費が活性化されることが目標」と意気込む。「ワンフロアで、どなたにも買い回りやすい店舗設計にしている。週末の買い物などに来てほしい」とも。
初日から、同店限定で「きいちゃんオーカード」の発行も開始された。2015年に開催される紀の国わかやま国体のオフィシャルスポンサーである同社が大会を応援しようと企画したポイントカードで、通常のオーカードと機能は同じ。手持ちのカードを切り替えることもできる。発行予定枚数は1万枚。開業前に設置された特別カウンターでは1300人に「きいちゃんオーカード」が発行され、内訳は新規申し込みが300人、1000人が切り替えを希望したという。
カウンターに並んでいた50代の主婦は「友人に誘われて有田川町から来た。きいちゃんのオーカードがかわいいので替えたいと思った。孫の分も作ってあげたい」と笑顔を見せた。
営業時間は9時~24時。