「2015年版 和歌山県民手帳-きいちゃん手帳-」の販売が10月24日、県内の主な書店などで始まった。発行は和歌山県印刷工業組合(和歌山市七番丁、TEL 073-433-2685)。県外では高島屋大阪店(大阪)や有楽町ロフト(東京)などでも扱う。
県民手帳には、市町村の概要や地図、県内の主要なイベント予定、和歌山に関する統計情報やトリビア、関西国際空港リムジンバスの時刻表などが掲載されている。2015年は「紀の国わかやま国体」が開かれるため、スケジュール部分に開幕日までのカウントダウン日数が印刷されるなど、国体関連の情報を多数掲載。表紙も昨年に引き続き、国体のマスコットキャラクター「きいちゃん」を採用し、表紙の帯には「きいちゃん手帳」と記されている。
印刷部数は6500部で、昨年より2500部増。内訳は、人気のある黒が約4100部、茶とベージュは各約1200部。縦165ミリ、横85ミリのポケットサイズで、月間カレンダーは2014年12月から2016年3月まで。価格は860円。
2013年版より追加された「和歌山県のトリビアあれこれ」のコーナーには、県内の「梅干し支出額」「カラオケボックス店舗数」「食器洗い機普及率」など、全国的な統計調査で和歌山が高い割合を示したランキング結果などを掲載している。
県民手帳を愛用している和歌山市在住の鳥渕朋子さんは「値段が手頃なので、友人へのプレゼントにも使っている。細長い形はバッグにも入れやすくて便利」と話す。今までの県民手帳を振り返り、「2014年版からリニューアルされ、手帳にきいちゃんが登場するようになってかわいくなった」とも。
同組合では、電話やファクスでも注文を受け付けている。