御坊市文化会館（御坊市薗）でのライブ映像が初回限定盤特典の「キュウソネコカミ」のアルバム「出現！鼠浄土」が10月9日、発売される。

御坊市民文化会館での公演の一場面（撮影＝かわどう）

　ロックバンド・キュウソネコカミのボーカル兼ギター・ヤマサキセイヤさんは御坊市出身。同作品は、7枚目のフルアルバムでメジャーデビュー10周年記念作。10周年記念曲「ネコカミたい」を含む、全10曲を収録する。初回限定盤には、6月8日に行われた「ONEMAN LIVE in Gobo City！！－ヤマサキセイヤ地元凱旋－成人式ぶりの御坊市民化会館～御坊市市制施行70周年特別記念事業～」のライブ映像が収録されたディスクが付属する。価格は初回限定盤A（CD＋Blu-ray）＝6,920円、初回限定盤B（CD＋DVD）＝6,480円、通常盤CD＝3,400円。

　キュウソネコカミは兵庫県西宮市を拠点に活動する5人組のロックバンド。2009（平成21）年に関西学院大学の軽音楽部で結成し、2014（平成26）年4月にJVCケンウッド・ビクターエンタテインメントからメジャーデビュー。全国各地で年間100回近くライブを行う。今年3月に御坊市の「市制施行70周年記念御坊市スペシャルサポーター」に就任した。

　ヤマサキさんは「地元でライブをすることはないだろうと思っていた。町ぐるみで迎えてくれて感慨深い。来場者の4割が御坊市の人で、たくさんの地元の人に見てもらえてうれしかった。御坊公演では、地元や生い立ちに関連する選曲をした。市長がステージ上でファンキーな活躍をしたシーンは見どころ」と話す。

　「メジャーデビュー曲『ビビった』は今も人気がある。曲中『ビクター』をもじって、デビュー時の心情を歌った。『ネコカミたい』は、10年たった今の気持ちを、あえて似た曲調で歌っている。ライブ、音源、テレビ、ラジオなどで一瞬でも作品に触れてくれた全ての人に向けて、『いつでも来い、俺らはここにいるから』とメッセージを込めた。アルバムを引っさげたワンマンツアーでみんなを楽しませたい」と意気込む。