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印南漁港で恒例の軽トラ市 地元生産者が対面販売、県内外から来客でにぎわう

軽トラで販売される地元特産品を買い求める人々

軽トラで販売される地元特産品を買い求める人々

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 「軽トラ市」が3月15日、印南漁港(印南町印南)の印南浜公園前駐車場で開催された。主催は印南町活性化イベント実行委員会。

印南漁港で開かれた軽トラ市で花を買い求める人たち

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 軽トラックの荷台に野菜や日用品、雑貨などを並べて販売する同イベントは、2012(平成24)年12月に地域の生産者や住民が集まり、地域活性化につなげる企画として始まった。年1回開催で始まり、現在は年4回開催している。出店者は印南町内の農業・漁業生産者や事業者のみ。印南町役場によると、広報紙やウェブサイト、SNSで告知し、前日には町内放送で開催を住民に知らせているという。

 当日は約10店が、青果や干物、乾物、棒ずし、かまぼこ、こんにゃく、イチゴ大福、生花などを販売した。開場30分前から人が集まり、開始時刻の9時には県内外から多くの人が来場しにぎわいを見せた。

 地元農家という60代男性の一人は「毎回地域の人がたくさん来てくれる。最近は物価が上がり、野菜も高い。生産者から直接買えるため、安心で安いと喜んでくれる」と話す。楠本勝彦実行委員会会長は「地域の人はもちろん、県外からもはるばる野菜を買い求める人が来て、にぎわいができてうれしい」と話す。

 開催時間は9時~10時。小雨決行。

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