
カキ料理専門店「8TH SEA OYSTER Bar(エイスシーオイスターバー)和歌山店」 (和歌山市友田町2)が5月23日、JR和歌山駅近くにオープンした。経営は「三商」(畑屋敷中ノ丁)。
国内各産地から仕入れた生ガキを海洋深層水のかけ流し水槽で48時間以上浄化し提供する同店。1年を通して生ガキを提供する。全国で直営オイスターバー26店舗を展開し、カキの6次産業化を手がける「ゼネラル・オイスター」(東京都中央区)のフランチャイズ店。和歌山県内の出店は初めて。店舗面積は約20坪。席数は、テーブル席24席、カウンター席3席の計27席。
カキが好物で同社の展開するオイスターバーに通っていたという「三商」の末吉亜矢社長が、約3年かけて準備し、出店にこぎ着けた。
グランドメニューは、オイスタープレート(4ピース2,540円~)、「ガーリックバターと香草パン粉」「バジルタルタル」など6種のソースを選べる「焼き牡蠣(がき)盛り合わせ」(3種=1,430円、6種=2,860円)、「牡蠣(かき)とホウレンソウのレモンクリームパスタ」(1,529円~)、「魚介のペスカトーレリゾット」(1,749円~)など。「海老(えび)、ネギトロ、アボカドのタルタル」(979円)、「ジャガイモのニョッキ濃厚ウニのカルボナーラ」(1,639円~)などカキ以外の料理もそろえる。ドリンクは海洋深層水を使ったカキエキス入りのオリジナルクラフトビール「エイスシーオイスタースタウト」(1,078円)、オリジナルハウスワイン「CACCCI(カッキー)」(各種グラス=759円~)など。
ランチメニューは、生ガキ、焼きガキ、カキフライと選べるメインの「オイスターコース」(2,728円)、カキスープに十八穀米またはパンが付く「牡蠣フライ4ピースセット」(1,298円)、「焼き牡蠣4種とカキフライランチ」(1,958円)、カキスープとサラダが付く「牡蠣と蟹味噌(かにみそ)のトマトクリームパスタ」(1,408円)など。
末吉社長は「7割ほどが女性客。1人での来店もあり、リピーター客も多い。カキは産地で味も見た目もまったく異なるので、さまざまなカキを食べ比べてほしい」と話す。「当店が面しているけやき大通りは、和歌山駅と和歌山城をつなぐ和歌山市の中心。これからも和歌山では珍しい商品やサービスを提供する店を誘致し、歩いて楽しめる華やかな通りにしたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=18時~22時。