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JR和歌山駅近くにカフェ「とびだす焙煎所」 ガレットとクレープ提供

(左から)焙煎士の岩橋さん、店長の櫻井さんとスタッフ

(左から)焙煎士の岩橋さん、店長の櫻井さんとスタッフ

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 コーヒーとクレープ・ガレットの店「とびだす焙煎(ばいせん)所」(和歌山市黒田)が3月25日、JR和歌山駅近くにオープンする。経営はコーヒー豆の卸売りを行う「ダートコーヒー」(野崎)。

自家製ローストビーフのガレットと自家製ハムのコンプレット

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 1958(昭和33)年設立の同社は現在、コーヒー豆や食品卸のほか、業務用コーヒーマシンのレンタルなど、飲食店向け事業を展開している。過去には飲食店事業を手掛け、ケーキ店「エリーゼ」などを展開したが、現在は全店閉店している。2019年にオンラインショップ「とびだす焙煎所」を開設した。

 店内には焙煎機「Loring S7 Nighthawk」を併設し、ガラス越しに焙煎の様子を見せる。席数はカウンター席、テーブル席合わせて70席。

 ガレットは、自家製ハムのコンプレット(1,050円)、自家製ローストビーフのガレット(1,400円)、3種のチーズガレット(1,300円)など。クレープはバターシュクレ(950円)、ショコラバナナ(1,100円)、ジャポネーゼ(1,250円)など。クレープはテイクアウトに対応する。

 ドリンクメニューは、ブレンド(450円)、スペシャルティコーヒー(550円~)、アイスコーヒー、紅茶(以上450円)、カフェラテ(500円)、アップルソーダ、シードル(以上600円)など。スペシャルティコーヒーは月代わりで5種の豆をフレンチプレスで提供する。

 国際機関CQI(Coffee Quality Institute)認定のライセンス「Q Arabica Grader」を持つ焙煎士の岩橋亮治さんは「工場ではさまざまな店舗用のコーヒー豆を焙煎するので、1年を通して一定の味に保つことを心がけている。当店ではさまざまな焙煎に挑戦し、フレンチプレスで楽しんでもらいたい」と話す。「ローリングの最新の焙煎機は県内初導入。これほど間近でみられる店は珍しい。焙煎士の仕事も間近で見て楽しんでいただけたら」と呼びかける。

 山田康弘社長は「直営飲食店は30年ぶり。直営店は、一般の人から直接声が聴ける貴重な場。1人でもグループでも気軽に入れる店作りを心がけた」と話す。「今後はコーヒーのテイスティングや入れ方講習などもやっていきたい。和歌山のコーヒー文化を盛り上げていければ」とも。

 営業時間は、3月25日~4月3日=10時~18時、4月4日以降=7時~19時。

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