
観光列車「めでたいでんしゃ」の5編成目「かなた」の運行開始1周年を記念したイベントが7月13日、南海加太駅で開かれる。
(左から)南海加太線を走る「めでたいでんしゃ」の「かい」と「さち」
「めでたいでんしゃ」は、「加太さかな線プロジェクト」の一環として車両を鯛(たい)に見立て、目やうろこなどをあしらったラッピング車両。2016(平成28)年に運行が始まった。2024年に運行を始めた「かなた」は、同シリーズ第5弾。外装はさまざまな色のグラデーションで虹を表現する。内装は「太古と未来」をテーマにしている。
当日は、加太駅構内で「かなた」と「めでたいでんしゃ」第2弾の「かい」の車両を一般公開する。車内でオリジナルキーホルダーやキャンドル作り、チョークアートなどのワークショップを開くほか、古本市、加太物産品の販売を行う。駅前のマーケットイベント「加太マルシェ」には地域の飲食店などが出店する。
南海電鉄運輸車両部の岸上俊さんは「子どもも楽しめるワークショップ、地域の魅力が詰まったマーケットイベントなどを用意したので、家族での思い出づくりや知人とのお出掛けにもぴったり。加太の自然と文化、『かなた』の魅力を体感してほしい」と話す。
開催時間は11時~14時。入場無料。