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紀の川市産ハッサク使ったあめ「暑払飴」全国販売へ 冬のかんきつが夏の味に

紀の川市産ハッサク「紀の川はっさく」のピューレを使った「暑払飴」

紀の川市産ハッサク「紀の川はっさく」のピューレを使った「暑払飴」

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 紀の川市産ハッサク「紀の川はっさく」のピューレを使ったキャンディー「暑払飴(しょばらあめ)」の販売が7月8日、全国のコンビニエンスストアなどで始まった。

日本一の生産量を誇る紀の川市のハッサク

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 菓子メーカー「UHA味覚糖」(大阪府大阪市)とハッサク生産量日本一の紀の川市が共同で開発した。地場産ブランドの認知向上と販路開拓を目的に取り組む、地元農産物を活用した企業コラボ企画の一環。

 商品は、甘さと酸味、わずかな苦みが特徴という同市産「紀の川はっさく」のピューレを使う。ハッサクの果皮に多く含まれる「オーラプテン」を配合した。

 市農林商工部商工労働課の岩橋勧さんは「オーラプテンは、熱による血管細胞への障害を防ぐ効果が高く、熱中症対策に注目されている。食塩は加えていないので、高齢者や高血圧の人も食べやすい。全国の人に紀の川市のハッサクを知ってもらいたい」と話す。「冬に収穫されるハッサクの爽やかな酸味と苦みは夏にピッタリ。暑払飴で酷暑を乗り切ってほしい」とも。

 内容量は27グラム。価格はオープン。

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