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白浜・アドベンチャーワールドで「ミニカバ」公開 4年ぶりの飼育

公開されたミニカバを見る来園者

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 「アドベンチャーワールド」(白浜町堅田)が現在、「NIFREL(ニフレル)」(大阪府吹田市)から迎え入れたミニカバを公開している。

「ニフレル」から迎えたミニカバ

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 同園は、4月7日にミニカバを受け入れ、バックヤードで飼育してきた。ミニカバは2021年6月18日生まれの4歳の雌。飼育下では乾草や青草、サツマイモ、果物などを与えている。7月中旬から運動場で過ごす練習を始め、8月1日から公開を始めた。同園でのミニカバ飼育は4年ぶりとなる。

 ミニカバは、西アフリカの森林や沼地に生息し、野生下では草や木の葉、果実などを食べる。カバ科の小型種で、体長約1.7メートル、体重約270キロ。全身がつややかな黒褐色で丸みがある。野生下での生息数は2000~2500頭とされ、絶滅の危機にひんしている。国内では同園を含む6施設で計14頭を飼育する。

 同園飼育スタッフの上田祐大さんは「つぶらな瞳と人なつっこい性格が魅力。ゆっくりとした動きや水に入るしぐさがとてもかわいらしい」と話す。「プールでの水中行動や食事風景など、ミニカバならではの生態を公開している。慣れてくれば、水中に長く潜ったり、独特の声で鳴いたりする。日常の中で新しい一面や行動を見せる瞬間があり、今後の見どころの1つ」とも。

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