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和歌山市が給水開始100周年のパネル展 歴史と現在の取り組みを紹介

大正時代に建設された真砂浄水場(写真提供=和歌山市)

大正時代に建設された真砂浄水場(写真提供=和歌山市)

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 「給水開始100周年に係るパネル展示」が8月25日、和歌山市役所(和歌山市七番丁)1階ロビーで始まる。

100年を振り返る年表が掲載された「水道だより」2025年版

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 和歌山市の水道は1925(大正14)年6月に給水を開始し、100周年を迎えた。紀の川から取水し、有本水源地(有本)から真砂浄水場(吹上1)に送り、浄水した水を和歌山城城内給水場(一番丁)から給水したことが始まり。周辺の村の市への編入に伴い、水源地や浄水場、配水池の拡張などの拡張工事を進めた。1982(昭和57)年をピークに同市の人口が減少するに伴い、給水量も減っている。

 A1サイズ8枚のパネルを展示。100年を振り返る年表を作り、期別に紹介する。博物館や図書館から提供を受けた当時の写真も展示する。市企業局の合川佳宏さんは「水道水の安定供給のために、現在は施設更新や送水管の複線化などをすすめている。この機会に毎日使う水道の歴史や取り組みと計画を知ってもらえたら」と話す。

 開庁時間は8時30分~17時15分。今月29日まで。

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