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和歌山城のドローンショーが1万8000人集客 500機が夜空舞う

和歌山城上空で始まったドローンショーを撮影する人たち

和歌山城上空で始まったドローンショーを撮影する人たち

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 ドローンショー「WAKAYAMA LIGHTS(ワカヤマライツ)2025」が11月24日、和歌山城公園(和歌山市一番丁)で開催された。主催は和歌山市。

和歌山城上空に浮かんだ豊臣家家紋の「桐紋(きりもん)」と徳川家家紋の「葵紋」

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 「天空の祝祭」をテーマに全3回開催する同イベント。和歌山市によると、11月24日は1万8000人が来場したという。11月8日の第1回は1万5000人だった。今年は昨年の400機を上回る500機のドローンが一斉に飛行し、機体に搭載したLEDライトの光でさまざまな図形やアニメーションを演出した。

 当日は「歴史を彩る光のプリズム」と題し、19時から約15分間のショーを展開。ドローンはナレーションと音楽に合わせて編隊を組み替えながら上空を旋回し、豊臣秀吉や鉄砲隊など和歌山城の歴史に関するモチーフ、2026年に放送60周年を迎えるウルトラマンシリーズに登場する怪獣などを表現した。

 主観覧エリアの西の丸広場や周辺には多くの市民や観光客が訪れ、夜空にさまざまなモチーフが浮かび上がるたびに「すごい」「きれい」などの歓声が上がったほか、撮影を楽しむ人の姿も見られた。

 同園では現在、ライトアップイベント「和歌山城 光の回廊」も行っており、ショー終了後は特別バージョンに切り替えたほか、天守閣の夜間入場時間も延長した。

 和歌山城整備企画課の企画担当者は「和歌山城周辺で観賞できるが、西の丸広場で解説と音楽も合わせて幅広い世代に楽しんでもらえたら。第3回も新しい演出を用意しているので、第1回、2回に参加した人も足を運んでほしい」と話す。

 次回開催は2026年2月21日。観覧無料。

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