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和歌山・大新公園近くの「ストウブキッチンオルモ」が10周年 地元食材生かす

フランス製ほうろう鍋で調理する店主の串上賢司さん

フランス製ほうろう鍋で調理する店主の串上賢司さん

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 ほうろう鍋料理専門店「Staub kitchen OLMO(ストウブキッチンオルモ)」(和歌山市坊主丁、TEL 073-499-6508)が12月3日、オープン10周年を迎えた。

イルミネーションイベントでライトアップした店舗外観

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 和歌山駅と和歌山城をつなぐけやき大通り沿いの同店。店名はイタリア語のケヤキにちなむ。フランス「ストウブ」社製のほうろう鍋を使った料理を中心に提供する。

 店主の串上賢司さんは、地元食材を生かしたメニュー開発にも力を入れる。扱う食材は「山の光工房」(古座川町月野瀬)のジビエソーセージや「コパン・ドゥ・フロマージュ」(紀の川市桃山町)のチーズ、熊野牛、和歌山県産果物など。そのほか「中野BC」(海南市藤白)の梅シロップを使った「ご当地ドリンク」を飲料メーカーと共同開発し、提供する。

 メニューは、前菜盛り合わせ(2人前=1,848円、3人前=2,728円)、鮮魚のカルパッチョ(1,738円)、和歌山風味の特製チーズプレート(2,178円)、特製和牛のビーフシチュー(2,728円)、「いろいろお野菜とジビエ3種のスチーム&グリル」(2,389円)、シーフードパエリア(2,178円)など。

 ドリンクメニューはビール(660円)、レモンサワー(550円)、季節の果物を使ったフルーツスパークリング(968円)、ウーロン茶、緑茶、ジャスミン茶(以上495円)、ティーソーダ、ゆず茶、コーヒー、カフェオレ(以上550円)など。

 串上さんは「『誰かのために』が原動力。10年の間にコロナ禍もあったが、家族やスタッフ、取引先、お客さん、たくさんの人の支えで続けてこられた」と話す。「開店当時は、けやき大通りで一番明るい店を目指した。地域のイベントへの参加、外国人スタッフ採用など、飲食店経営を通じて地域を盛り上げたい。皆さんに『ここにあって良かった』と言ってもらえる店にしていけたら」とも。

 営業時間は17時~24時。月曜定休。

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