チーズ専門店「コパン・ドゥ・フロマージュ」(紀の川市桃山町調月、TEL 0736-60-7175)が11月25日、オープン10周年を迎えた。
チーズ店「コパン・ドゥ・フロマージュ」のオリジナルチーズ「モロマッジョ」
店主の宮本喜臣さんが、独自のチーズを開発し販売する同店。ヨーロッパのチーズと和歌山の食材を組み合わせ、「元のチーズよりおいしいものに仕上げる」というコンセプトで開発に取り組んできた。代表作「モロマッジョ」は、湯浅のしょうゆもろみをイタリアのチーズ工房に送り、約5年をかけ共同開発した。現在はあんぽ柿を使った新作の開発に取り組んでいる。
商品ラインアップは、「モロマッジョ」(100グラム、1,944円)、「パルミジャーノ燻製(くんせい)赤山椒(さんしょう)風味」(同、1,080円)、「トロピカルフルーティー」(1カップ、972円)など(以上、2024年11月26日現在価格)。
共に店を経営する喜臣さんの妻の智子さんは「県内はもちろん、県外からもたくさんの人が足を運んだり、オンラインで買ってくれたりと、さまざまな人に応援してもらった。これからも真摯(しんし)にチーズと向き合い、おいしいものを届けていきたい」と話す。
営業日時は火曜・水曜・金曜・土曜=10時~16時。