ゴールデンターキンの赤ちゃんが2月24日と3月2日、アドベンチャーワールド(白浜町堅田)で誕生した。
2月24日に生まれた雄のゴールデンターキンの赤ちゃんと母親(2026年2月24日撮影、写真提供=アドベンチャーワールド)
ゴールデンターキンは、中国などの標高2000~3000メートルの山岳地帯に暮らすウシ科の哺乳類。国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは危急種(VU)に登録されている。中国では、ジャイアントパンダ、キンシコウと並ぶ三大珍獣として国家一級保護動物に指定されている。国内では同園のほか、「よこはま動物園ズーラシア」(神奈川県)、「多摩動物公園」(東京都)、「富士サファリパーク」(静岡県)の4園のみで飼育する。同園では、赤ちゃん2頭を含め、雄4頭、雌5頭の9頭を飼育している。
同園でのゴールデンターキン誕生は7年ぶり。2月24日に雄が生まれ、体重は2月26日の計測で9キロ。飼育スタッフの長尾和輝さんは「子どもはおっとりした性格。母親は初産だが、子どもが鳴くと駆け寄るなどしっかりと育児している」と話す。3月2日に別の母親から生まれた2頭目は雌で、長尾さんによると1頭目より小柄だが好奇心旺盛で、おてんばな性格という。母親は2度目の出産ということもあり、落ち着いた様子で子どもの面倒をみているという。
長尾さんは「ゴールデンターキンは小さい頃は黒い毛並みで、岩などに同化できるようなカムフラージュの役割がある。生後半年から1年かけて毛色が変わっていくので、今しか見られない貴重な姿を観察してほしい」と話す。「同い年の子どもがいることで、一緒に遊んだり並んで寝たりする姿が見られる。ゴールデンターキンの子育てや子どもたちの仲むつまじい様子を見てもらえたら」とも。
親子の公開時間は10時30分~16時。同園サファリワールド内アジアエリアで公開する。