「紀の川はっさく」のピューレを使った「塩はっさく飴(あめ)」の販売が7月7日、全国のコンビニエンスストアなどで始まった。
菓子メーカー「UHA味覚糖」(大阪市)と紀の川市が共同で開発した同商品。同市が地場産ブランドの認知向上と販路開拓を目的に取り組む、地元農産物を活用した企業コラボ企画の一環。昨年、同社が販売した紀の川市のハッサクを使った「暑払飴(しょばらあめ)」に続く第2弾。同社ではほかにも北山村産のジャバラのあめを販売する。
甘さと酸味、わずかな苦みが特徴という同市のハッサクをピューレにし、あめの原材料として使う。ハッサクの果皮に多く含まれる「オーラプテン」も配合した。内容量は27グラム。価格はオープン。
同市によるとハッサクは11月から1月にかけて収穫するかんきつ。同地域では2カ月ほど低温で貯蔵後、出荷しているという。全国生産の7割以上を和歌山県が占め、そのうち5割以上が同市で生産されている。
同市商工労働課の岩橋勧さんは「ハッサクの爽やかな酸味と苦みは夏にピッタリ。オーラプテンは熱による血管細胞への障害を防ぐ効果が高く、熱中症対策でも注目されている。このあめで酷暑を乗り切ってほしい」と話す。「企業とのコラボ企画で『紀の川はっさく』をたくさんの人に知ってほしい。春は北山村のジャバラ、夏は紀の川市のハッサクなど、加工品で県産果物が注目される機会が増えることに期待している」とも。