和歌山城の敷地内にある和歌山公園動物園(和歌山市一番丁)で7月18日、水禽(すいきん)園を掃除するイベント「夏の日の動物園 水禽園大清掃!」が開催される。主催は和歌山市。
同イベントは園の100周年記念事業の一環。水を抜いた水禽園の状態を公開し、年2回行っている池の掃除を体験する。
水禽園は1970(昭和45)年、動物園西側に設置した水鳥コーナー。日本庭園をイメージしたデザインで、中央に476平方メートルの大きな池があり、現在、コブハクチョウやアヒルなど20種76羽の水鳥を飼育している。
和歌山城整備企画課の柳雄介さんは「水を抜いた水禽園を一般に開放するのは初めての試み。普段は見られない動物園の姿を見てもらい、さらに興味を持ってもらえるきっかけになれば」と話す。
飼育員の前嶋弘樹さんは「水禽園の池の中に入って水鳥の気分を味わってみてほしい。一緒に水鳥の部屋掃除をがんばろう」と呼び掛ける。
開催時間は9時30分~12時。対象は小学校4年生~6年生とその家族。定員は30人(応募多数の場合抽選)。往復はがきで和歌山城整備企画課(TEL 073-435-1044)へ申し込む。締め切りは7月10日。