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和歌山・ぶらくり丁でクラフトビールイベント 商店街をリビング化

風のリビングをイメージした模型

風のリビングをイメージした模型

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 和歌山市の商店街・ぶらくり丁(和歌山市米屋町)で8月29日、クラフトビールと手作り雑貨を楽しむナイトマーケット「クラフト×暮らふとビールフェス」が開催される。主催は昨年11月に和歌山市が開催した「第2回リノベーションスクール@和歌山」の受講者を中心とするBLAP(ブラップ)実行委員会。

ポポロハスマーケットでイベントをPRする小賀さん

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 BLAPは「Build a Livingroom in the Arcade project」の略称で、商店街アーケードをリビングルームのように居心地の良い空間にするプロジェクト。ビールフェスティバルとナイトマーケットを行い、商店街にもたらす効果を検証する。実行委員長を務める建築士の小賀善樹さんは「和歌山はポテンシャルがあるのに活用しきれていないと思ったのが活動のきっかけ」と話す。

 当日は和歌山のナギサビール(白浜)やHEIWA CRAFT(和歌山市)、伊勢角屋麦酒(三重)、MARCA(大阪)、六甲ビール(兵庫)の醸造所が出店。箕面ビール(大阪)や志賀高原ビール(長野)、城山ブルワリー(鹿児島)など6社も生ビールを提供する。このほかそのほか、県内のレストランやカフェが出店する飲食ブースやクラフト作家の雑貨販売もある。

 空間作りにも力を入れる。ぶらくり丁の語源となった「ぶらくる(=吊り下げるつり下げる)」をテーマに、「緑」「風」「音」をコンセプトにしたリビングをつくる作る。「緑」はエアプランツや壁面緑化で植栽を吊り下げつり下げ、緑に囲まれたオープンカフェのような空間演出。「風」は商店街周辺に布製品を取り扱う店舗が多いことにちなみ、淡いブルーの布を吊り下げつり下げ、風を感じる空間を演出する。「音」は4メートル四方の巨大スクリーンを設置し、映画や音楽などエンターテイメントエンターテインメントを楽しむリビングを作り出す。

 小賀さんは「ぶらくり丁に人が集まるのは和歌山の原風景だと思う。委員それぞれが思い出を持っている土地でもある」と話す。「活気を感じた子どもたちが夢を持てる場所になっていけば」とも。

 開催時間は15時~21時30分。ビールはチケット制で、前売り=6枚つづり2,200円。、当日は=1枚400円。マーケットブースは現金制。

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