和歌山県内のスポーツを取り上げた雑誌「Yell sports(エールスポーツ)和歌山」が10月24日、第1号を発刊した。発行は三栄書房(東京都)、編集・制作はPR支援会社「Crop(クロップ)」(和歌山市和歌浦東、TEL 073-488-7870)。
同誌は和歌山県に特化したスポーツ誌。第1号は紀の国わかやま国体の舞台裏や仁坂吉伸和歌山県知事の独占インタビュー、アルテリーヴォ和歌山関西リーグ優勝など、地元スポーツの話題をピックアップしている。特集は街角インタビューによる「野球×サッカー 2大スポーツ人気徹底調査!」。
和歌山で初めてスポーツ専門誌を発刊したきっかけについて、編集長の川村望美さんは「今年は『紀の国わかやま国体・大会』が開かれ、県内でスポーツが大きな盛り上がりを見せた。7月頃から創刊に向けて動き始め、国体準備号を発刊し、国体閉幕のタイミングで1号を発行できた」と話す。
「和歌山で今後行われる全てのスポーツ関係者にエールを送りたい」と強い意気込みを見せる川村編集長。「スポーツに打ち込む人をかっこよく取り上げたい。スポーツを通じて、和歌山県が大いに盛り上がってほしい。この雑誌がアスリートの励みになり、スポーツファンにも愛される存在になれば」とも。
和歌山市内の書店「TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店」の岩瀬竜太さんは「スポーツに限定した地元誌は今回が初めて。スポーツに関わる人たちが、書店に来てくれるきっかけになれば」と期待を寄せる。
価格は750円。県内のコンビニや書店で販売している。