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JRきのくに線でアートイベント「紀の国トレイナート」 列車や15の駅舎を舞台に

「WOOD STOCK みろづ駅舎カフェ」が駅舎内で開かれた見老津駅

「WOOD STOCK みろづ駅舎カフェ」が駅舎内で開かれた見老津駅

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 JRきのくに線で10月17日、列車や駅舎を利用したアートイベント「紀の国トレイナート」が始まった。

トレイナートの一環で開かれた、海が一望できる「WOOD STOCK みろづ駅舎カフェ」

 「9つの海辺のまちをつなぐ列車と駅舎アート」をコンセプトに、紀伊半島の海岸線にある駅を列車で巡りながらアート作品や芸術企画が楽しめる同イベントは今年で2回目。

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 実行委員会がみなべ町から新宮市まで9つの市町やJR西日本と協力し、企画を進めてきた。イベント名は「トレイン」と「アート」を組み合わせた造語。

 岩代駅から新宮駅間にある15の駅ではプラットホームや階段の壁などの空間を使い作品を紹介する「駅舎アート」を開催。岩代駅の壁には松岡亮さんの作品「描き。その土地に立ち。ただただ描く。遊び。」、南部駅には同イベントに参加したアーティストがリレー形式で描いた「跨線橋(こせんきょう)アート『旅の目次』」が駅舎を彩る。

 イベントの開催に合わせ、紀伊半島の自然を題材にしたデザイン列車の運行も始まった。デザインは今夏、デザイナーから公募で集めた5作品から一般投票で選ばれた「KINOKUNI LANDSCAPE(きのくにランドスケープ)」。このほか、トレイナートに関わるアーティストが制作した映画を「田辺・弁慶映画祭」で上映するなど、多くの関連企画も予定する。

 実行委員長の廣本直子さんは10月17日のオープニングイベントについて、「多くの人にお越しいただき、昨年より大きな期待を寄せられていると感じた」とを振り返る。昨年との企画の違いについて、「駅舎以外にもアートスポットや企画がある。白浜では名所を巡って参加するクイズラリー『お散歩ペンギン・ラリー』を行うので、街へ飛び出して楽しんでもらえれば」と話す。

 10月18日はJR見老津駅の駅舎を活用した「WOOD STOCK みろづ駅舎カフェ」が開かれた。同カフェを訪れた和歌山市在住の万谷茂樹さんは「このイベントに参加するため、初めてすさみ町へ来た。居心地がよいのでこのカフェが続くといい」と笑顔を見せる。

 期間中、岩代駅から新宮市間で特急列車と普通列車が乗り放題になる切符「紀の国トレイナートフリーパス」(大人=3,000円、小人=1,500円)も販売する。11月21日~23日は、臨時列車「紀の国トレイナート号」を運行する。JR西日本の森口克己さんは「昨年多くの参加者から好評だったことと、地域の皆さまの理解があって今年も継続できた。乗り放題パスで途中下車の旅を楽しみながら沿線を巡ってほしい」と呼び掛ける。

 12月24日まで。

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