インド家庭料理の店「Gokul(ゴクール)」(和歌山市和佐中)が6月18日、オープン1周年を迎えた。
1998(平成10)年から3年間インドで暮らしたという店主・中村由美さんが現地で教わった家庭料理を提供する同店。席数は、テーブル=4席、カウンター=4席。店名は、ホームステイファミリーだった男性の名前にちなんで名付けた。
中村さんは、病気にかかったことをきっかけに、残りの人生では自分らしく楽しいことにチャレンジしたいと、開業を決意したという。食材の産地や旬を吟味し、調理に保存料や着色料などの添加物は使わない。
フードメニューは、ベジ定食(1,300円)とノンベジ定食(1,500円)。ドリンクは、マサラチャイ(500円)、ビール(600円)、ノンアルコールビール(400円)。マサラチャイは定食へのセットの場合300円で提供する。
「インドで教わった家庭の味を伝えたいので、効率よりも丁寧な調理を重視し、作りたてを提供している」と中村さん。「インド料理が好きな人よりも健康や素材の安全性にこだわる人の来店が多い。『ここの料理を食べると元気になる』という高齢のリピーターもいて、うれしい」と話す。
営業時間は11時~15時(売り切れ次第終了)。木曜・金曜定休。