和歌山城前の「モンティグレ ダイワロイネットホテル和歌山」(和歌山市七番丁、TEL 073-423-0055)が1月1日、「お正月ブッフェ」を開く。経営はダイワロイヤル(東京都)。
商業施設を併設する同ホテルは2005年、和歌山県立医科大学跡に開業した。敷地面積は9656.2平方メートル、地上20階建て。1~5階は書店や飲食店、コンビニエンスストアなどの店舗と各種ホール、6~20階は221室の客室を備える。
同社の芝律子さんによると、以前は元日に餅つきを行っていたが、近年は開催していなかったという。餅つきを復活させるに当たり、宿泊客だけでなく地域客も参加できるよう、ホテルの朝食ビュッフェを一般参加できるようにした。「初の試みだったが地元の家族連れに好評で80人近い申し込みがあった。宿泊客と一緒に餅つきを楽しんでもらえたらうれしい」と芝さん。
「お正月ブッフェ」では、宿泊客向けに提供する和食・洋食のビュッフェに加え、特別メニューとして雑煮やだて巻き、栗きんとんなどの正月料理を提供するという。
元日は初日の出にあわせた和歌山城天守閣の無料開放や、砂の丸広場で「新春つれもて歩こう走ろう会」など市主催のイベントがある。芝さんは「初日の出や初詣の帰りに立ち寄ってほしい」と呼び掛ける。
開催時間は7時~10時。料金は1,500円。餅つきは7時30分からと8時30分から。