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和歌山・かつらぎ町で期間限定「ラーメン倉庫」 開店前に早くも完売

スープを飲み干す人が多いという「醤油豚骨ラーメン」

スープを飲み干す人が多いという「醤油豚骨ラーメン」

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 和歌山県かつらぎ町のバス停「めのこ峠」近くで2月7日、「ラーメン倉庫」(伊都郡かつらぎ町笠田中、TEL 090-3035-0376)が今年の営業を始めた。

倉庫の前でコンテナに座って順番を待つ人々

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 店主の平山忠央さんは柿や梅、スモモなどの生産者。農作業を行う傍ら、2月~4月のオフシーズン日曜のみ期間限定で、農作業用の倉庫内に屋台でラーメン店を営業する。

 同店は全国ネットのテレビ番組など多数のメディアで紹介され、県外からの来客が増加。開店前から行列ができるため、整理券を配布している。メニューはしょうゆ豚骨ラーメン(600円)のみ。オープン初日は、用意した約130食分の整理券が10時に配布終了した。

 「昨年の初日は11時ごろに整理券配布が終わったので、今年は1時間くらい早かった。行列の先頭の人は夜中の1時30分ごろから並んでいたようだ」と平山さん。駐車場には地元ナンバーのほか、堺、和泉、奈良、滋賀などの関西地区ほか、遠方は熊谷(埼玉)、豊田(愛知)からの車もあったという。

 子連れで初来店した紀の川市在住の女性は「スープはうわさどおり豚骨独特のくさみがなく、濃厚なコクとあっさりが一緒になっている感じがした。卓上のたれとコショウで濃さを調整することができるのも面白い」と話す。「家族で切り盛りしていて、赤ちゃんの世話を交代でしたり、小さな女の子が一生懸命手伝ったりする様子が温かく印象的だった。子どもも喜んで食べていたのでまた来たい」とも。

 平山さんは「開店時期が近づいてくると、たくさんの問い合わせをいただくようになってきた。ラーメン好きの人たちと話をするのも楽しみの一つ。今年もたくさんの人と出会えるのを楽しみ待っている」と呼び掛ける。

 営業日は2月7日~4月24日の日曜11時~14時(スープがなくなり次第終了)。

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