和歌山県内の書店やコンビニなどで9月30日、和歌山県内のカフェを紹介したガイドブック「カフェわかやま」が発売される。発行元は、フリーペーパー「リビング和歌山」「Lism(リズム)」などを手掛ける和歌山リビング新聞社(和歌山市小野町1、TEL 073-428-0281)。
宮脇書店和歌山店(広瀬)とTSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店(松江)の先着購入特典「マサキ珈琲」のドリップ珈琲とカフェ風「付箋」
同誌編集長の佐藤俊一さんは「2013年に、『和歌山カフェStyle(スタイル)』を刊行し大変好評だった。刊行から3年がたち、古民家をリノベーションした店や土日限定営業の店など、新たなカフェが多数オープンした。最新版を望む声を多数いただき、刊行につながった」と話す。
巻頭特集は紀の川市・かつらぎ町・紀美野町・有田川町・日高町・美浜町のカフェを紹介した「カフェとりっぷ」(32ページ)。このほか、漫画家のマエオカテツヤさんが吹き出し付きの写真で登場する「ワカヤマの純喫茶」(12ページ)、コーヒー・紅茶・海辺・古民家・雑貨・ブックカフェ・カレーなどジャンル別にまとめた「カフェの楽しみ方」(50ページ)、和歌山市・岩出市・海南市のカフェ情報をまとめた「カフェエトセトラ」(20ページ)など。
特集「カフェとりっぷ」を担当した編集部の和田梨紗子さんは「カップルと女友だちの3人でカフェを巡る旅に出る設定で記事にした。舗装もされていない細い道を抜けてやっとたどり着くカフェもあった。地元食材を使った料理や、行かないと体験できないすてきな眺望など、取材も楽しかった。地図には、エリアごとの観光情報も掲載しているので、ぜひ本誌を手に『カフェとりっぷ』してほしい」と呼び掛ける。
佐藤編集長は「若い人にも紙の誌面の魅力を伝えていきたい。本誌は誌面デザインにもこだわっているので、多くの人に手にとってもらえたら」とも。
価格は702円。B5判右開き、オールカラー。本文128ページ。