複合商業施設「ガーデンパーク和歌山」の書店「TSUTAYA WAY(ツタヤウェイ)」(和歌山市松江、TEL 073-480-5900)で10月10日、第1回読書会が開催された。
参加者の手掛けたPOP広告を飾る特設コーナー(「本」に関する本、テーマに)
参加者は20代~40代の男女7人。当日発表したテーマに合った本を約10分で店内から見つけるブックハンティングを行い、店内に設置されたテーブルを囲み、約30分間試読後、自己紹介と見つけた本を紹介した。その後、参加者は用意された画用紙やペンで読んだ本のPOP(ポップ)広告作りに挑戦した。
同店の岩瀬竜太さんは「本との出会いを演出したかった。読書会は自分の本を持ち寄るスタイルが一般的だが、たくさんの本がある場所で、テーマに沿った本を探すと普段は選ばないような本と出合える。書店で本を探す楽しみを体感してほしい」と話す。
イベントに参加した和歌山市内在住の30代女性は「書店の広い売り場の中で、テーマにぴったりの本を探すことにワクワクした。POPを書けるのも書店ならではで楽しめた。ほかの参加者に話す感想やPOPに書く内容を考えながら読んだので、集中して読書も楽しめた」と笑顔を見せた。
岩瀬さんは「店内に特設コーナーを作り、参加者が選んだ本とできあがったPOPを置いているので、ぜひ見に来てほしい。今後、毎月の開催を予定しているので、本が好きな方をはじめ、本のPOPを書いてみたい人も参加してほしい」と呼び掛ける。
次回の開催日時は11月13日10時。テーマは当日発表する。要申し込み。参加無料。