JRきのくに線紀伊宮原駅近くにダイニングカフェ「cafe55(カフェゴーゴー)」(有田市宮原町道)がオープンして1カ月がたった。
「あったかおうちごはん」がコンセプトの同店。店長の家本幸さんは、2006年に海南駅前で主婦が登録制でシェフを務めるコミュニティーレストラン「シュフ・シェフ」を立ち上げ運営を手掛けたほか、NHK和歌山放送局のニュース番組「あすのWA!」で料理コーナーの講師を務めた。
約50年前に家本さんの義父が建てたという元自動車修理工場の倉庫を、知人らの助けを借りて自分たちで改装した。住所が55番地だったことにちなんで店名を付けたという。店舗面積は約10坪。席数は、カウンター席3席、テーブル席10席の計13席。
フードメニューは、具だくさんのスープと小鉢、ご飯がセットの日替わりランチ(800円)、野菜がたくさん入ったカレー(650円)、パンとスープの「お手軽セット」(500円)など。ランチメニューには100円追加でコーヒーか紅茶を付けるほか、さらに100円追加でデザートセットにする。
カフェメニューは、コーヒー、紅茶、グレープフルーツジュース、オレンジジュース(以上、300円)、ケーキ各種(単品=300円、セット500円)、ワッフル(単品=400円、セット600円)。
家本さんは「近くにカフェがなかったので人が集まる地域のたまり場を作りたかった。子ども食堂も始めたので、子どもだけに限らず、少し疲れた主婦の方や1人暮らしの方など気軽に食べに来てほしい。店の前は熊野古道なので、歩く人たちの憩いの場になれば」と話す。
営業時間は11時~19時。木曜定休。