「和歌山マリーナシティ」(和歌山市毛見)で開催中のイルミネーションイベント「フェスタ・ルーチェ」で12月1日、プロジェクションマッピングが始まった。
イタリア語で「光のフェスティバル」の意味する同イベントは、「MK Illumination」(オーストリア)、「タカショーデジテック」(海南市)、「カラーキネティクス・ジャパン」(東京都)のプロデュースで11月3日にスタート。1995年の「光の回廊 ルミナリエ」や、「ルーチフェスタ」「ルーチフェスタ ヴェネチアーネ」など同園で行われたイルミネーションイベントを継承し名付けられた。
プロジェクションマッピングのテーマは「Voyage to find the light(光を探す航海)」。スペインの古城をイメージした建物の壁面に、光を求めて旅する船「フェスタ・ルーチェ号」が映し出され光と音の物語を楽しめる。
地元の女性は「県外から友人を連れて初めて見に来た。イルミネーションは毎年見に来ていたが、今年は規模が大きいので楽しみにしていた。プロジェクションマッピングは、クリスマスのシーンが特によく、曲もよかった」と話す。
実行委員長の古澤良祐さんは「イルミネーション写真を撮る人の来園が増えている。特に10代、20代の若い人に人気」と話す。「プロジェクションマッピングは子どもから年配の人まで楽しめる。古城をモチーフにした壁面が演出効果を高めている。1日3回、31日間のロングランなので、この機会にプロジェクションマッピングの魅力をたくさんの人に知ってほしい」と話す。
開催時間は17~21時。入場料は、大人=1,500円、小人=800円(3歳以上中学生以下)。プロジェクションマッピングは12月31日まで(イルミイベントは来年1月28日まで)。18時、19時、20時の3回。