県道7号粉河加太線沿いの商業施設2階に古着店「キカザリ」(和歌山市大谷)がオープンして1カ月がたった。
17坪の店内を改装し床はコンクリート、壁は黒で統一し仕切りのないシンプルな空間に、衣類やストールが並ぶ。男性物を中心に取りそろえる。価格帯は1,000円~9,800円。
店長の高木勇斗さんは約2年間、洋服店での勤務経験を持つ。高木さんは「もともと古着には興味がなかったが、古着は『ほぼすべて一点物』と気づいて魅力に取りつかれた。人と服がかぶるのが嫌な人には、古着はお薦め」と話す。
「商品の仕入れは、私も好きで通っている神戸三宮の古着店『メニアマル』さんに協力してもらっている。店名を全てカタカナ表記にしたのも、『メニアマル』さんへのリスペクト」と高木さん。「あえて一般的な古着店より商品数を絞り、一つ一つの商品をじっくり見てもらえるようにした。リーズナブルな商品も用意しているので、学生さんにも気軽に手に取っていただければ」とも。
営業時間は12時~19時。水曜定休。